E_201507
JSB 25cal Exact King Heavy 33.95gr 試射結果
海外の友人から、JSB 25cal Exact King Heavy の 33.95grが手に入ったのだが、2缶ほしい?という大変ありがたいメールをもらい、オファーの通り2缶もらいました。1ヶ月ぐらい前にもらっていたのですが、やっと試射することができたので、簡単に報告です。
今まで見たより、少しボリュームの大きい弾が入っています。友人はしっかり梱包してくれたのですが、郵送でぞんざいに扱われたためか1缶はへこんでおり(写真でいうと上側です)、変形している弾が結構多かったです(300発ぐらいしか入っていないのに、マガジンに入らないレベルの弾が20発程・・・)
ネットで見るとレギュレータを150barにセットして、HSTAでハンマーの速度を上げると950ft/sで撃てるようでしたので、お店でレギュレータセッターを借りて銃を分解。レギュレータを150barにセットし直して射場に行きました。(今後、レギュレータの写真等もアップしたいと思います。)
試射条件
使用銃: | EDgun Matador R3M Long 25cal |
レギュレータ圧: | 150bar(プリセット値は130bar) |
HSTA: | 弾速をあげるよう、2回転締め増ししました |
簡単に結果のサマリ
弾速: | なぜか、910ft/sまでしか上がらず。今回はMAXから少し落とした900ft/sで撃ってみることにしました。 (この状態で、JSB 25.4grを撃つと、1040ft/sぐらい出ます) |
精度: | まっすぐ飛ぶ弾は、驚くほどいい感じで飛んでいました。今までの25.4grよりいい感じがします。 ただし、フライヤーが多く出てしまったのが今後の課題です。バレルをクリーニングするか・・・、何かしないといけない感じです。今回はクリーニング・ツールを持っていなかったのであきらめましたが、猟期までには何とかしたいと思います。 |
射撃の様子
50mでの射撃結果です。
5発がワンホールになるのはそれほど珍しくないと思うのですが、若干スパイラルを発生している弾が見られます。
周りにいろいろ撃っているのは気にしないでください。25.4grを1040ft/sで打ち込んでみたら、全然ダメでした。あとはゼロ調整です。
100mでの射撃結果です。
かなり大きなスパイラルを生じている弾(特に6発目)もあります。何かの調整かバレルのクリーニングが必要なのですが・・・その何かを今日はできず・・・。
とりあえず、空気銃で大きなスパイラルを描くのはこういうものだという映像を撮影することができましたので、参考にしてください。
まっすぐ飛んでいる弾は、非常に気持ちよく飛んでいるので、今後の調整が楽しみです。
分解の様子
分解した中の写真を公開しておきましょう。
シリンダからバレルやトリガーユニットを取り外した後、バルブユニットに引き抜きの工具をセットします。この工具でシリンダのエアも完全に抜いてしまいます。
シリンダから引き抜いた、ユニットです。
左側にレギュレータ、中心が調圧された2次圧室、右側にバルブユニットがあります。
レギュレータユニット(左)を取り外したところです。
せっかくなので、エドガンの心臓部でもあるレギュレータを拝んでおこうということで、引き抜いてみました。
きれいなので、特に清掃することもなく、そのまま仕舞いまして・・・
今度は、バルブユニットを外してみました。
そして、そっとバルブを取り出して、こちらも拝んだ後、すぐに仕舞いました。
銃の構造としてはとてもシンプル、堅牢な印象を持ちました。3種類の6角レンチとハンドトルクでサクサク分解/組み立てできました。肝心のレギュレータ圧の調整は・・・写真を撮り忘れてしまいましたのであしからず・・・
今回は一応中のイメージを持ってもらえたということで、ご了承ください。
最後に
ご覧のとおりなのですが、調整ができていない感じですので、銃の性能も、弾の性能もまだまだ引き出ていなさそうなこと、ご理解ください。標的の見た目はあまりいい感じではありませんが、個人的には将来いい結果が出そうな感じがしました。