J_20150516

ボルト側のOリング抜け

 詳しい原因はまだ分かっていないのですが、ペレット発射時にマガジン周りから空気が漏れるということで、マタドールがお店に帰ってきました。ということで、例のごとく、私も分解整備を見に行きました。

 ボルト部分を分解して中をのぞき込むと、ボルトを閉塞するのに必要なOリングが抜けてしまったようです。なぜ抜けてしまったのかは分からないのですが、まずは現状の問題解決として、お店のメンテパーツの中からボルト用のOリングを入れて、問題が解決したことが確認されました。

 皆さんそうされている方も多いかと思いますが、ボルト用のOリング挿入には、クリーニングフェルトをストッパー代わりに入れて、Oリングを六角レンチとかで押し込むのが一番簡単ですね。

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ストッパーのフェルト挿入状態

 

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Oリング半分挿入状態

 

J_20150516/oring_in.jpg
Oリング挿入完了状態

 しかし、なんで起こったんでしょう。

 マタドール自身はもうすぐオーナーさんのところに帰って行くと思うのですが、オーナーさんの協力も得ながらもう少し追いかけてみたいと思います。


2015/5/25

 オーナーさんにお伺いしたところ・・・

 ライフリングのクリーニングもかねて、クリーニングペレット(フェルト)を多く撃っていたところ、Oリングがはがされたのではないか、ということでした。

 今回はOリングがありませんでしたが、Oリングが切れた場合も空気漏れを起こすと思います。これは、数撃っている撃ちに必ずなる現象だと思います。またそうなってきた状態で、クリーニングペレットで巻き込んでしまい、撃ち出してしまうこともあるでしょう。

 そんな時の新しいOリングの入れ方として、ご参考にしてください。


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