ed_thoughts
エドの考え
ここでは、エドの考えが現れているものを取り上げてみることにしました。
エドの銃への想い(2016/12/11)
レシーのトリガーについて、いろいろ話がされているうちに、出てきた面白いコメントなのでピックアップしてみます。
レシーのオーナーの、「とてもすばらしいこの小さなライフルLeshiyがお気に入り。使う度に笑顔になる。」という感想への、エドのコメントです。
レシーは、本当にそのために設計した銃です。
身の回りには、使い方、使った結果はだいたい似たようなものなはたくさんあります。しかしながら、例え同じもであっても、こっちの方が好きというものがあります。ちょっとした動作の仕方の違い、一見取るにたらないようなこともありますがそういう違いであったり、音であったり、見た目であったり、触った感じであったり、ただそれだけですが、その小さな違いが全体としての大きな感じの差を生み出すのです。
そして、私はその小さな違いに、とても大きな注意を払っています。
とはいえ、いつも思うようにうまくはいっていないことは自覚していますが、レシーでは、できたと思っています。
多くのオーナーが「ただ、手にしていたい!」と言ってくれ、作った私でさえ、手に持ったときには同じ気持ちになるのです。
Source:Talon Leishy trigger
新製品の公表について(2016/12/08)
新製品については、これまでは開発中のものを公開したり、販売しようと思っているプロトタイプをIWAでデビューさせたりとしていましたが、これからは新規開発中のプロジェクトは公表しないことにしました。
理由はシンプルです。
皆が期待するほど早く開発することができないため、公表をしたときにほんとに欲しい人が手にすることができず、そうこうしているうちに欲しいという強い気持ちは、憎しみに変わっていくからです。
だから、公表してすぐに、欲しい人が手にできるようにしたいのです。
新製品とはどれだけの労力や費用をかけたとしても、そしてどれだけ多くの人の意見を聞いたとしても、こうあって欲しかった等のトラブルは避けることができません。トラブルは起きるのです。そしてそれはPCPに限ったことではなく、人が作るものはすべてそういうものなのです。
人々の意見は様々なので、もし多くの人の意見を聞いてそれを取り入れようとするなら、今いる場から一歩も動くことができず、そこにとどまり続けることになるでしょう。
どんなものであれ作られた製品を気に入ってくれるお客様は見つかるものであり、一方ですべてのお客様に合うものなどないわけで、であれば「どんなものが欲しいですか?」などと、お客様にお伺いする必要はないのです。
確かにこれまでは製造を始める前に公表してきており、それによりいいこと悪いことを経験しました。そしてこれからは、今までとは違う道にトライしたいと思っているのです。