iwa_2016
IWA 2016で新製品デビュー!!
EDgunといえばマタドールが主力製品でしたが、ドイツのニュルンベルクで本日から開催される IWA Outdoor Classic 2016 で、新製品達がデビューしました。
日本時間の3/4の夜は、ドイツでは3/4の朝!ドイツではIWAが開催されている時間で、公開してもよいタイミングになりましたので、紹介していくことにしましょう。
実は・・・JSBの34grが販売され始めたときには、その34grを950ft/sで発射する新たなエアライフルは、すでに開発のまっただ中であるとの連絡をもらっていました。JSBとEDgunが仲がいいことはご存じだと思いますが、重くて精度のよいペレットができれば、その性能を最大限に引き出す銃を開発するのは、銃メーカーの役割です。それが今回デビューしたエアライフルの一つ、R4なのです。心待ちにしていた銃であるので、今後の発売と評価が非常に楽しみです。
私が聞いている範囲では、おそらく従来のR3、MoranaとVelesに加えて、新たな4機種のラインアップになると思います。R4の22口径はスタンダードモデルしかないため、日本にはR3が必要なところです。
EDgun社のブース
エドガンのブースです。開催の前日にエドが組み立てたようで、かなりシンプルなディスプレイですね。
銃は上から・・・
Leshiy
Lelya2.0
Matador R4 スタンダード 30口径
Makosh
です。
R4マタドール
写真は、R4(単発)の30口径スタンダードですね。
写真から分かるところでは、まずはR3よりレールがより前側に行ってますね。R3では多くの方がレールの前側いっぱいにスコープを取り付けられていたので、その点では自由度が多くなったと思います。
モデレータは、30口径から定評のあるエキセントリック・モデレータ形式になっています。
ストックは従来のマタドールのトレードマークとなっているストックからほとんど変えず、ただし上側が若干の曲線を描くことで、ストックが少しスタイリッシュに、そして見た目が軽くなっています。
銃のおしりの部分は、おそらくスリング等で吊れるようになっているのではないかと思います。
写真からはよく見えませんが、R3とは違ってセイフティーもついているそうです。ただし、多くの銃についているセイフティとは異なり、トリガーが引かれるのを防ぐのではなく、トリガーが引かれることと、ハンマーが落ちるのを同時に防止します。よって、何かの衝撃で逆鉤が外れたとしても、弾が発射されることはない仕組みになっています。エドは長らくデコックすることにこだわっていましたが、満足する形が見つかったのでしょう。
また、バレルは新しく開発したもので、特に25口径のロングモデルでは、700mmのチョークなしバレルを採用しています。R3ロングがチョークつき590mmバレルであったことを考えると、重量弾をより高速で発射しやすくなっています。定評のあるチョークをあえてなくしたところは性能未知数ですが、エドが満足する精度が出ているものと思います。どうなのか、結果を見てみたいものです。
30口径も700mmのチョークなしモデルが出ますので、54grを950ft/sで打ち出してくれるものと思います。特に30口径で心配な燃費も改善するのではないでしょうか。
22口径はスタンダードモデルしかないため・・・ここはR3Mが継続するのかなと思っています。
Leshiy
Leshiy(レシー)です。初めてムービーを見せてもらったときは・・・
なんという銃だ!なんという発想だ!すばらしい!
と思いました。
多くのエアライフルメーカが次々とブルパップを出してくるなか、全く新しい発想のエアライフル!
これが私がエドが好きな理由です。
エドに言わせると、彼女も初めて銃を見た人が示す典型的な反応をしているそうです。
「なに、これ?どうやって使うの・・・?」と・・・
残念ながら、日本の銃刀法を満足する全長はありません。
Makosh
ライフルタイプのMakosh(マコシュ)です。
バイアスロンタイプのサイドレバー・コッキングですので、ハンティングでもかなり使いやすそうです。
それのストックが競技銃に近い形で、かなりアジャスタブルなので、体にフィットさせることができるでしょう。興味のある銃ではありますが、こちらも日本の銃刀法を満足する全長はなさそうです。
Lelya2.0
Lelya(レルヤ)の新しいバージョンです。
以前のバージョンと比べて、全長が少し長くなって、モデレータが四角形になっています。これは好みの分かれるところですね。少し長くなった分、撃ちやすくなるし、容量も増える、モデレータも格好いいという方もいらっしゃるようですね。
実は・・・私個人的には・・・前のレルヤの方が好きです。コンパクトでかわいい感じがしました。(しばらくしたら、見慣れるかもしれせん)。いずれにしろ、日本の銃刀法を満足する全長はありません。残念。
R4M マタドール
あらら・・・R4Mの画像が・・・流出しちゃったようです。というか、ULTRA TOP SECRETと書いているのは明らかにギャグですね・・・みんなが喜ぶようにだれかが流出させちゃったんでしょう・・・
ということで、R4Mのコッキングは前側にきています。おそらくレルヤと同じく、ストレートプルに近いサイドレバータイプで、左右両側にあると思います。ブルパップの場合、右利きの方には実は左側にコッキングがあった方がやりやすい気がするんですよね。